- 牛タンの部位が4つもあるなんて知らなかった…
- 牛タン焼きにしたらマズい部位とかあるのかな?
- 通販の牛タン選びに失敗したくないから、部位ごとの特徴と美味しい食べ方を知りたい!
こんな人に向けて書きました。
これを見れば、4種類ある牛タン部位の特徴と美味しい食べ方がわかり、満足度たかめな食事を楽しめますよ!
- 牛タン部位は「タン元・タン中・タン先・タン下」の計4種
- タン元(根本):格別においしい。牛タン焼き向け
- タン中(中心):定番部位。牛タン焼き向け
- タン先(先端):固いけど旨みが深い。タンシチュー向け
- タン下(裏側):固いけど旨みが深い。ハンバーグ向け
なお、この記事は牛タン専門店の情報をもとに作成しています。牛タンのプロの意見をわかりやすく要約したので、参考にする価値は高いかなと。
あなたが牛タン選びに失敗したくないなら、ぜひご覧ください(`・ω・´)ゞ
牛タンの4つの部位
結論をいうと、牛タンの部位は次の4種類です!
それぞれの部位の特徴について、1種類ずつわかりやすく説明しますね。
(1) タン元:根本
「タン元」は牛タンの根元にあたる部位です。牛一頭から取れる量がきわめて少なく、希少部位として扱われています。
タン元は牛タンの中で最も脂が乗っており、食感はプリッとやわらかく、ジューシーな味わいをしています。
脂の乗りがよくてやわらかい理由は、根本ゆえに運動量が少なく、筋肉が発達していないからです。
あなたが牛タンの美味しさをとことん堪能したいなら、やわらかジューシーのタン元をチョイスすれば間違いないでしょう。
- 特上タン
- 芯たん
- とろ牛タン
美味しい食べ方:牛タン焼き
タン元の美味しい食べ方は、間違いなく「牛タン焼き」です!
焼いた後もやわらかく、ジューシーな味わいを楽しめるからですね。
牛タンの焼き方については、別記事の「フライパンを使った牛タンの美味しい焼き方」で解説しているので、こちらを参考にしてください。
(2) タン中:中心
「タン中」は牛タンの中心部にあたる部位です。スーパーや焼肉店で見かける牛タンは、大体こちらになります。
タン中はガツンとした旨みが強く、適度に歯ごたえを残しつつも柔らかいです。
また、牛一頭から取れる量が多く、お買い求めしやすい価格で販売されているのも特徴になります。
味・食感・価格のバランスが取れたタン中は、コスパに優れており、安心して購入できる部位といえるでしょう。
- クラウンカット
美味しい食べ方:牛タン焼き
タン中は煮込み料理にも使えますが、美味しく食べるなら「牛タン焼き」がおすすめです!
程よく脂が乗っており、焼いてもやわらかくて食べやすいですよ。
なお、牛タンの焼き方については、別記事の「フライパンを使った牛タンの美味しい焼き方」をご覧ください。
(3) タン先:先端
「タン先」は牛タンの先っぽにあたる部位です。
タン先はタン元・タン中に比べて脂がほとんど乗っておらず、肉質は固め。また、お肉の臭みもややキツイです…。
固い理由は舌先ゆえに動かすことが多く、筋肉が発達しているからですね。
とはいえ、牛タン本来の味はしっかりしており、噛むほどに凝縮した旨みが広がって美味しいです。
したがってタン先は食べ方を知っていれば、美味しくいただける部位といえます。
美味しい食べ方:タンシチュー・牛タンカレー
タン先の美味しい食べ方は、タンシチューや牛タンカレーなどの煮込み料理です!
タン先を煮込むメリットは3つあります↓
- 筋繊維がほどけて柔らかくなる
- 旨みが出て味わい深くなる
- 匂いを抑えられる
固くて食べにくいタン先ですが、煮込むと極上の部位に一変するので、ぜひタンシチューなどに使ってみてください。
(4) タン下:裏側
「タン下」は牛タンの裏側にあたる部位です。スーパーや焼肉店ではほとんど見かけず、基本的にお店のまかないとして消費されます。
タン下は筋がよく通っており、肉質が固いです。また、お肉の臭みも少々あります。
クセがあって食べにくい部位ですが、じっくり煮込むとトロトロにやわらかくなり、旨みが深まって美味しいです。
なのでタン下はタン先と同様に、食べ方次第で極上の一品になりうる部位といえますね。
- タンサガリ
- タンルート
美味しい食べ方:ハンバーグ
タン下の美味しい食べ方は「ハンバーグ」です!
ミンチに使うと、ハンバーグに牛タンの旨みとシコシコッとした食感が加わり、より美味しくなります。
牛タン焼きでは固くて食べられませんが、ハンバーグにするとタン先のポテンシャルが存分に発揮されるので、ぜひ試してみてください。
牛タンの部位まとめ
今回は牛タンの部位ごとの特徴をまとめました。最後にもう一度、4種類の部位の特徴をおさらいしましょう。
- タン元 (根元の部位):
脂の乗りがよくてプリッとジューシー。美味しい食べ方は牛タン焼き - タン中 (中心の部位):
味・食感・価格のバランス◎。美味しい食べ方は牛タン焼き - タン先 (先端の部位):
固いけど旨みが深い。美味しい食べ方はタンシチューなど煮込み料理 - タン下 (裏側の部位):
固いけど旨みが深い。美味しい食べ方はハンバーグ
あなたが通販の牛タンをお取り寄せする際は、食べる料理に合った部位をチョイスしてみてください。(通販のおすすめ牛タンは下記の記事にまとめてあります↓)
以上、『意外と知らない牛タンの部位!4種それぞれの美味しい食べ方を紹介』でした!