- 豚タンのブロックを買ったけど、どう下ごしらえすればいいんだろ?
- まずスジの除去でしょ?…血抜きとかした方がいい感じ?
- 豚タンで必要な下ごしらえを全部知りたい!
こんな悩みを解決できる記事になっております。
当記事では、豚タンの下ごしらえの方法を徹底解説しています。血抜きや臭み消しなどの下ごしらえの全工程です!
この記事を読めば、以下のことがわかります↓
- 豚タンの下ごしらえ全工程
- スジ除去の方法
- 血抜きの方法
- 臭み消しの方法
下ごしらえが済んでいない豚タンブロックを買った人、また買おうと考えている人は、記事を一読してみて損はないでしょう。
豚タンとは?
牛タンに比べてやや知名度が劣る豚タンですが、実はとても魅力満載の食材です。具体的な魅力は次の2つ↓
- 価格がリーズナブル
- 低脂肪・低カロリー
牛タンといえば比較的高級な食材として知られていますが、豚タンはなんと牛タンの約3分の1の価格で購入することができる、とてもコスパのよい食材です。
また、牛タンは100グラム当たり269lcalに対して、豚タンは221kcalと低いです。脂質においても、牛タンは21.7gに対して、豚タンは16.3gと差があります。
カロリーや脂質が低い点から、豚タンはダイエット中の人や健康に気を付けている人におすすめのお肉といえますね。
豚タンの下ごしらえの方法
なかなか自宅で、豚タンを下ごしらえをしたことがあるという人は少ないかと思います。丸ごと1つ買うこと自体に、少し抵抗があるという人もいらっしゃると思います。
しかしながら、下ごしらえは覚えてしまえば意外と簡単にできるものなのです。そして丸ごと調理するからこそ、おいしく新鮮にいただけるというメリットもあります。
今回はその方法について、重要なポイントにまとめながら見ていきたいと思います。
下ごしらえはまず、タンから出るドリップと呼ばれる水分をキッチンペーパーで拭き取ります。臭みの原因になるのでしっかり拭き取りましょう。
【スジ】裏側のスジを除去する
タンの根元を左側にして裏返しに置き、根本付近のスジをそぎながら取り除いていきます。また、皮の部分が気になる場合にはその部分も切り取っていきます。
ただし、豚タンの皮に関してはそれほど固くはないので、気にならない場合にはそのままで構いません。
取り除き方がいまいちわかりずらいという場合には、実際の作業の動画などがネットでアップされていますので、そちらを見ながら一緒に行っていくとより分かりやすいと思います。
【血抜き】竹串で穴を数ヶ所あける
その方法の1つが竹串で刺して行うものです。ただ竹串で数か所に穴をあけるだけなので、難しいことはありません。
そのほかの血抜きの方法としては、豚タンが隠れるくらいのボールなどに水を張り、豚タンを漬けます。
30分から1時間程度つけたら、水を取り替えるという作業を3,4回繰り返して行うことで血抜き完了です。お好みの方法でお試しください。
【臭み消し】お酒に漬ける
次に臭み消しの方法です。
もっともスタンダードな臭み消しのやり方は、お酒に漬けるという方法です。料理酒のほか、料理に合わせて日本酒やワインなどに漬けこんで置くのもよいかと思います。
時間は、数時間から一晩程度と幅広く言われていますが、時間がないときなどには15~30分程度でも臭みを取ることができます。
そのほかには、湯通しするという方法です。こちらはスライスしたものだと火が通ってしまうので使えませんが、固まりの豚タンには使えます。
鍋にお湯を沸かして、その中に豚タンを入れるというだけのとても簡単な方法です。ゆでて出てきた灰汁を取り除くことで、臭みが抜けます。
ただし、固まり肉であっても湯通ししすぎると中まで火が入ってしまうので、やりすぎには注意しましょう。
さらに牛乳やヨーグルトなどの乳製品に付け込んだり、すりおろした玉ねぎをまぶすなどといった臭み消しの方法もあります。
臭み消しにも様々な方法がありますので、自宅にある食材に応じて、その時々で1番合った方法を選択できるのがうれしいですね。
豚タンの下ごしらえは初心者でも簡単
以上のように、なかなか普段扱わない豚タンですが、下ごしらえについては特別用意するものや、難しい工程などはなく、誰にでも手軽に簡単にできるものです。
近所のスーパーなどではなかなか一本売りなどを目にすることはありませんが、肉屋さんやコストコ、大型スーパーなどであれば入手することができるはずです。
ぜひこの機会に1度丸ごと一本買ってみて、下ごしらえに挑戦し、いろいろな食べ方で豚タンのおいしさを味わっていただきたいと思います。
きっと豚タンの魅力を存分に感じることができるはずです。