こんな人に向けて書きました。
当記事では、ニュージーランド産ラムチョップの特徴をまとめています!ニュージーランドは羊の飼育数が世界トップクラス。人口より羊の数の方が多いです。
国内ではラムチョップを始めとしたラム料理がよく食べられ、ラム肉の輸出にも力を入れています。そのため日本の店舗でも、ニュージーランド産ラムチョップをよく見かけます。
当記事でわかること
- ニュージーランド産ラムチョップの特徴
- ニュージーランド流ラムチョップの定番レシピ
これを読めば、あなたが知りたいニュージーランド産ラムチョップの情報がわかります。
なお、記事を書く僕はラムチョップが大好きで、ラム肉の本を集めては知識を蓄えています。そんな僕の情報は割と参考になるかなと思います。
タップできる目次
ニュージーランド産ラムチョップの特徴【大体5つあります】
結論をいうと、ニュージーランド産ラムチョップの特徴は次のとおりです。
- 品質がとても優れている
- 脂身がほとんどなく、赤身の部分が多い
- ラム特有の臭みがまったくない
- 食感がめちゃくちゃ柔らかい
- ラムチョップのサイズがやや小ぶり
ニュージーランド産ラムチョップは、とても上質で美味しいです。ラム特有の臭みがまったくしないので、ラムチョップ初心者の人はニュージーランド産のものを買うといいですよ。
また、脂身が少なくて食感も柔らかなので、小さな子供でも食べやすいと思います。
- ラムチョップをあまり食べたことがない人
- ラムチョップなどのラム肉が苦手な人
- 幼い子供
ニュージーランド産ラムチョップはこんな人たちにおすすめです。
ニュージーランド産ラムチョップといえば「スプリングラム」
ニュージーランド産ラムチョップを語る上で欠かせないのが「スプリングラム」です。スプリングラムとは、簡単に説明するとニュージーランドで特に品質の良いラム肉のこと。
1ばん栄養価が高い春から初夏にかけての牧草で育った仔羊が、1月~3月の最もおいしくなる時期にと畜されたラム肉を指します。
そのため、スプリングラムのラムチョップは全くといっていいほど臭みゼロ!脂身もほとんどなく、とんでもなくお肉が柔らかいんです!
【WAKANUIスプリングラムとは】
・春(旬) ニュージーランドの春(9月から11月あたり)に生まれ、春から初夏の栄養価が最も高い時期の牧草で育ち、 仔羊(ラム)が最もおいしくなる1月から3月の「旬」の 時期にと畜される仔羊(ラム)。
オーストラリア産ラムチョップとの違い
オーストラリアもまた、ラム肉の輸出国として有名です。実をいうと、日本で輸入しているラム肉は、オーストラリア産が1番多いんですよ。
そんなラム肉の輸出大国として知られるオーストラリアのラムチョップは、ニュージーランド産と次の点で違いがありました。
- オーストラリア産ラムチョップの方が大きく、食べ応えがある
- ラム特有の臭みが少ない
- 程よい脂身と旨みがクセになる
ラムチョップは、ニュージーランド産よりオーストラリア産の方が大きいです。その理由は2国の羊の肥育期間が関係していました。
肥育期間 | サイズ | |
オーストラリア | 6~10ヶ月 | 20~24kg |
ニュージーランド | 4~8ヶ月 | 15~16kg |
ご覧のとおり、オーストラリアの方がラムを長い期間育てています。
肥育期間が長いため、ニュージーランド産ラムチョップに比べてボリュームがあり、食べ応え抜群なんです!(そのぶん品質面ではニュージーランド産に劣りますが…)
したがって、ニュージーランド産とオーストラリア産どちらのラムチョップを買うか悩んでいる人は、
- 「味>ボリューム」ならニュージーランド産
- 「ボリューム>味」ならオーストラリア産
という購入基準で探すのが、失敗を減らせておすすめです。
なお、通販で買えるオーストラリア産ラムチョップについては、次の記事が参考になります。
ニュージーランド流のラムチョップの定番レシピ
ニュージーランド流のラムチョップレシピと言えば「ラムチョップのミントソース添え」。ラムチョップの旨みを引き立てるレシピで、塩コショウより美味しくいただけます。
※以下のレシピは、クックパッドの『NZ伝統の味 ラムチョップのミントソース』を参考にしました。
【材料:2人分】
- ラムチョップ6本
- オリーブオイル少々
- 塩コショウ少々
- ミントの葉1/2カップ
- 砂糖小さじ2と大さじ1/2
【作り方】
- ミントの葉を洗って水気を切り、砂糖小さじ2を振りかけてみじん切り。できたら、小さなボウルに入れる
- ボウルに砂糖大さじ1/2を足し、お湯を入れ、よくかき混ぜる
- 解凍したラムの両面に塩コショウを振り、オリーブオイルを手でよく揉む
- フライパンにオリーブオイルを引いて、ラムチョップを焼き上げる。焼き加減はお好みでOK
- 焼けたらラムチョップを回収し、フライパンにミントソースを入れ、沸騰させる
- ミントソースが沸騰したらラムチョップをフライパンに戻し、1分くらい火にかけ、ソースに絡めて出来上がり
爽やかさと甘みのあるソースが、ラムチョップの旨みを引き立てて美味しいです。ミントソースにはラム特有の臭みを消す効果もあるので、一石二鳥ですね。
割と簡単に作れるので、ニュージーランド産ラムチョップを買ったら、ぜひ試してみてくださいm(_ _)m
まとめ
- ニュージーランド産ラムチョップは高品質なことが特徴
- 食感がめちゃくちゃ柔らかく、ラム特有の臭みもゼロ。脂身もほとんどないので、小さな子供でも美味しくいただけます
- ニュージーランド流のラムチョップレシピと言えば「ラムチョップのミントソース添え」
以上、『ニュージーランド産ラムチョップの特徴』でした!
▲オーストラリア産ラムチョップの知識を深めたい人は必見です