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誰も語らない豚タンの栄養の高さ教えます!タンパク質・鉄分が豊富

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  • 豚タンってどんな栄養素が含まれてるんだろ?
  • タンパク質と鉄分の含有量が豊富ってホントかな?
  • 豚タンの具体的な栄養素とカロリーが気になる!

こんな悩みを解決できる記事になっております。

 

当記事では、豚タンの栄養素とカロリーを徹底解説します。先にいうと、豚タンは栄養豊富なうえ、カロリーもそんなに高くないですよ!

 

この記事を読めば、以下のことがわかります↓

  • 豚タン100gあたりの三大栄養素
  • 豚タンに含まれる栄養素5つの効能
  • 豚タン100gあたりのカロリー

 

健康を気にして豚タンを食べるか考えている人は、ぜひぜひ見ていってください。

豚タンとは?

豚タンとは?

 

豚タンとは、その言葉通り、「豚の舌」です。

 

豚の舌とだけ聞くと、そこまで希少価値のある食べ物だと感じませんが、実は豚1頭に対して1本(約200~250g)しか取ることの出来ない希少な部位なんです。

 

豚タンは、価格も安くて、全体的に肉質が柔らかく、あっさりした上品な味から、最近では焼肉の定番としても知られています。

 

そんな豚タンは、残念なことにあまり知られていませんが、栄養価が非常に高いです。ここでは豚タンの栄養価について詳しく解説していきます。

豚タン100gあたりの三大栄養素

豚タン100gあたりの三大栄養素

 

栄養といえば「三大栄養素」です。最近では、「エネルギー産生栄養素」と呼ばれることもあります。

 

三大栄養素とは「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の総称であり、人間の身体に必須となるエネルギー源になります。では、豚タンに含まれている、三大栄養素の量についてみていきましょう。

 

豚タン100g当たりの三大栄養素の量は、

  • タンパク質:15.9g
  • 脂質:16.3g
  • 炭水化物:0.1g

となっています。

 

脂質とは、三大栄養素の中で最も高いエネルギーを得ることができます。また、ホルモンや核膜、臓器の保護や体を寒冷から守る働きもあるのです。

 

脂質は人の体に欠かせない三大栄養素の1つですが、とりすぎると肥満の原因になるので、適度にとるのが大切です。

 

同じタンである牛タン100gあたりの脂質は21.7gなので、「タンを食べたいけど、脂質がどうしても気になる」という方は、ヘルシーな豚タンがおすすめです。

豚タンに含まれる栄養の効能

豚タンに含まれる栄養の効能

 

豚タンには、栄養上の利点が沢山あります。パントテン酸や亜鉛も豊富ですが、特筆すべき点はやはりビタミンとタンパク質でしょう。

 

ここからは、豚タンに含まれている栄養素1つ1つにどんな効能があるのか紹介していきます。

(1) タンパク質

タンパク質は「三大栄養素」の1つ。人の身体は70%が水分、残りの30%のうちの約20%はタンパク質で出来ているほど欠かせない栄養素です。

 

髪の毛や皮膚、筋肉などの形成、免疫物質やホルモンなどの調整機能を作る材料にもなっています。そのためタンパク質が不足すると、肌や髪のトラブルを招くこともあります。

 

更に、タンパク質は脳の働きを促す効果もあります。脳の成長や機能に大切な神経細胞はタンパク質でできているため、不足することで、「記憶力や集中力の低下」の原因になります。

 

特に、子供の成長にとって大変重要な栄養素でもあり、脳の発達や体を作り上げる面で、大きな影響を及ぼします。

 

豚肉自体がタンパク質を多く含む食料と言われていますが、豚タンの100gあたりのタンパク質の量は15.9gと非常に豊富になっているため、タンパク質の摂取にはうってつけの食品でしょう。

(2) ビタミンA

ビタミンAと聞くと、目の健康にかかわっている栄養素と思い浮かぶ人は多いでしょう。

 

これは間違いではなく、ビタミンAは目の健康にかかわる重要な栄養素の1つです。

 

そのため、不足してしまうと視覚障害を招く原因となり、目の粘膜が傷つきやすくなり視力が落ちたりするリスクがあります。

 

また、皮膚や粘膜の健康を保つ効果もあります。不足してしまうと、肌が乾燥しやすくなり、粘膜や皮膚の健康維持を助ける栄養素として、栄養機能食品に用いられることもあるくらい重要な栄養素なのです。

 

豚タン100gあたりのビタミンAの量は7μgとなっています。

(3) ビタミンB1

ビタミンB1は、「チアミン」とも呼ばれることのある水溶性のビタミンです。

 

ビタミンB1は、人のエネルギー産生にも関わる大事な栄養素で、糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要になるビタミンになります。

 

糖質を普段から多く摂る人や、運動でエネルギー消費が多い人はより多くのビタミンB1が必要です。

 

もし不足してしまうと、浮腫みや倦怠感、手足のしびれ、反射神経に異常が出るおそれもあるので注意しましょう。

 

豚タン100gあたりビタミンB1は0.37mg含まれています。1日の摂取量の目安が、成人女性は1.1㎎、成人男性は1.4㎎ほどなので、4分の1ほどは豚タンで摂取できます。

(4) ビタミンB12

ビタミンB12は、血液細胞や神経の健康を保つのに使われる大事な栄養素です。また、体力低下や疲労を引き起こす「巨赤芽球性貧血」の予防にも役立ちます。

 

そのため、ビタミンB12が不足してしまうと、貧血や手足のしびれが起こる可能性もあるので注意が必要です。

 

また、身体に様々な悪影響が起こるだけではなく、記憶障害やうつ病などの症状も現れることがあります。

 

このように、健康に大きく関わっていますが、豚タン100gあたりにビタミンB12は2.2μg含まれています。

 

1日でのビタミンB12摂取量の目安は18歳以上で2.0~2.4μgなので、豊富に含まれていることが分かるでしょう。

(5) 鉄分

鉄分は人体に欠かせないミネラルの1種で、成人の体内に約3~5gほどあると言われています。体内にある鉄のうちの60~70%は、細胞内のヘモグロビンというところに存在しています。

 

ヘモグロビン内にある鉄分は酸素を運んだり、呼吸やDNAの修復や合成、異物等の代謝など、細胞内のエネルギー代謝にも大きく関わっています。

 

鉄分が不足してしまうと、全身に十分な量の酸素を運ぶことができなくなり、動機や頭痛、めまい、倦怠感などの症状が現れます。

 

豚タン100gあたり鉄分は2.3mg含まれています。鉄分の1日の摂取目安量は、成人女性で月経なしの場合6.5mg、成人男性は7.5㎎です。

 

スポーツをされている方などは、運動で体にかかる衝撃によって体内の赤血球が壊れやすくなるので、日常生活よりもさらに鉄分が消費しやすくなるので注意しましょう。

豚タン100gあたりのカロリー量

豚タン100gあたりのカロリー量

 

カロリーとは、エネルギーを表す単位の中の1つです。

 

エネルギーとは人間が体を動かすために必要な活動の源で、食品の中で主にエネルギー源とされているのは「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の三大栄養素です。

 

豚タンのカロリーは100gあたり221kcalとなっており、同じ豚のほかの部位と比較すると、次のようなカロリー差があります。

 

100gあたりタンパク質脂質炭水化物カロリー
タン15.9g16.3g0.1g221kcal
ヒレ22.8g1.9g0.2g115kcal
もも肉20.5g10.2g0.2g225kcal
ロース19.3g19.2g0.2g291kcal
肩ロース17.1g19.2g0.1g253kcal
バラ肉14.2g34.6g0.1g434kcal

 

豚肉の中では、ヒレの次にカロリーが少なく、バラ肉と比較しても約半分のカロリーです。

 

糖質制限やダイエットに、豚タンは効果的なことがわかります。しかし、脂質が少し多いので、とりすぎには十分注意しましょう。

豚タンの栄養・カロリーまとめ

豚タンはタンパク質を多く含んでおり、タンパク質には筋肉を維持して代謝を向上させてくれる役割があります。

 

また、ビタミンB1には、糖質の分解を促進させる効果もあることから、

  • 筋肉を作り、維持させる
  • 代謝の向上
  • 太りにくく、痩せやすい体にさせる
  • リバウンドを防止する
  • 糖質の分解を促進する

などの効能が期待出来ます。

 

これらのことから、ダイエットや健康面などにも優しい食品だということがわかるでしょう。

 

脂質は多いですが、豚タンのカロリーは100gあたり221kcalなので、ヘルシーな食品と言えます。

 

しかし、食べ方や味付けによっては、カロリーが一気に跳ね上がってしまいます。十分に注意しながら、美味しく豚タンを頂いていきましょう。

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